FIRESTONE WALKER「UNION JACK IPA」のレビュー

海外ビールレビュー

本日は西海岸の有名ブルワリー、Firestone Walker「UNION JACK IPA」をレビューしていきます!(こちらの記事を参考にしています)

Firestone Walkerについて

アメリカ西海岸、カリフォルニア州セントラルコースト地域のサンタ・イネス・バレーに生まれ、ワイン農家であったアメリカ人のアダム・ファイアストーン、彼の義理の兄弟でイギリス出身のデビッド・ウォーカー
異なるルーツを持つ二人がサンタバーバラのワイン畑の隅で始めた小さなブルワリーは、その後設立からわずか20年足らずのうちにGreat American Beer Festival、World Beer Cupで共に4度のブルワリーチャンピオンの栄冠を手にし、全米最高峰の評価と名声を得る人気ブルワリーへとその階段を駆け上ることとなる

ロゴとなっている”Lion&Bear”は、イングランドを象徴するライオンとカリフォルニア州旗のクマ、それぞれ創業者の二人にちなんでいる。

1996年、それまでの人生のほとんどをワインと共に過ごしてきたファイアストーンは長年の願いであったビール醸造を開始する。
当時のカリフォルニアでは、後に有名になるストーンやコロナドなどのブルワリーが続々と生まれていたが、それに比べてFireStoneはワイナリーの片隅でひっそりと醸造を開始したため、そのことは後に「エリア51」と比喩されるほど小規模のものであった。しかし、それとは対照的に、彼らが心の中に描いた志は遥かに大きいものであった。

Union Jack IPAについて

2008年2月に発売され、ブルワリーの”Jack”シリーズの中で最初に登場したこのIPAはたっぷりと惜しみなくホップを使用しており、ビタリングにはMagnumを使用、煮沸後期にCascadeとCentennialを投入しアロマを与えたのち、Amarillo、Cascade、Centennial、Citra、Chinook、Simcoeを用いて二度にわたるドライホッピングを施すことで圧巻なまでのグレープフルーツ、パイナップル、タンジェリン、アプリコット、シトラスのフレイバーをまとい、それとは対照的なモルトの甘味により全体的なバランスが保たれている。



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