ここでは、ホームブルーイングを行う際に欠かせない器具比重計の扱いについてまとめていきます。
比重計とは、液体の濃度を測るもので、ある特定の温度における水の比重を1.000として、それに対して対象となる液体の重さがどれくらい重いか(軽いか)という数値を表します。
水が1g/㎤なので、結果的には比重とは密度のことであると言えます。
比重計を用いることによって、実際の体積と重さから計算せずとも、その溶液の密度を計算することができます。
密度を確認することで、水以外の要素がどれだけ溶液に含まれるのかを確認することができます。
また、発酵が進んでいくと、酵母が糖をアルコールと二酸化炭素に分解しますが、水中の糖が減ると同時に水よりも密度の低いアルコールの発生により、比重計の値が軽くなることが確認できます。
なお、比重計の値は溶液の温度によっても変わってしまいますので、比重計が求める温度(16度が通常)にして測る必要があります。
使い方はものすごくシンプルで、溶液を容器に入れ、指定された温度に調節し、その中に比重計を入れて目盛りの値を読むだけです。
本日はここまでです。
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