実際にビールはどのようにして作られるのか?(瓶詰め編)

ビールのお勉強

大まかな流れ・・・製麦→仕込→発酵→濾過→瓶詰め

今回は瓶詰めについての基礎をまとめていきます。
なお、以下の記事は、マイナビさんが出されている日本ビール検定公式テキストから引用させていただいております。

ビール瓶は年間で約3回転し、平均して8年間にわたって再利用されます。
回収された瓶は、洗びん機を通し洗浄、殺菌されます。洗浄には苛性ソーダを使い、高温でびんに付着している汚れを分解洗浄するとともに、ラベルをはがします。洗浄・殺菌後に高圧の水で何度もすすぎを行います。洗浄が終わると空びん検査機によって検査し、びん詰工程へと送られます。

洗浄が終わったところで、次は瓶に詰めていく作業になります。
瓶詰めは、瓶内の空気を炭酸ガスに置換し、加圧状態にして行われます。
炭酸ガスによる加圧は、
充填の際にビールを泡だらけにしないようにする
ビールの劣化の原因となる酸素を追い出すため
という目的があります。

ビールは温度変化によって駅が膨張し内圧が高くなることを防ぐため、瓶上部に一定の空きを残して充填されます。

なお、缶についてですが、よく缶ビールを飲む際に「金属臭い」という方がいます。
しかし、缶の内部は合成樹脂によってコーティングされており、缶材料のアルミと内部のビールは完全に分離されていることが証明されています。

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