ビールの作り方-初心者編(濾過編)

ビールのお勉強

実際にビールはどのようにして作られるのか?

大まかな流れ・・・製麦→仕込→発酵濾過→瓶詰め

今回は濾過についての基礎をまとめていきます。
なお、以下の記事は、マイナビさんが出されている日本ビール検定公式テキストから引用させていただいております。

熟成が終わった後のビールは製品化する多t目に、熱処理濾過を用いて酵母の働きをなくすのが一般的です。(無濾過のビールはこの工程を省きます。)

昔は当然、熱処理や濾過という概念はなく、酵母は生きたままで生産されていました。
そのため、短期間の保存しかできず、アルコール度数を強くするか、氷による冷却で品質を保持していました。(そのため、ホップを大量に投入するなどして新たなスタイルのビールができたという側面もあります。)
最近では濾過の精度が上がり、「生ビール」の生産が容易になりました。

濾過

熟成後の濾過の目的は、酵母とその他のビールの濁りの原因物質を取り除く工程です。
長期間の保存中にビールに濁りなどの見た目の変化が起こらないように品質を安定させるという側面もあります。

濾過は、表面濾過(サーフィスフィルター)深面濾過(デプスフィルター)ケーク濾過の三種類があります。
表面濾過は、主にフィルターの表面で酵母や濁りの原因を捉えて除去しますが、真相濾過の場合は表面だけではなく、フィルターの内部でも原因ぶっしを捉えるという違いがあります。
さらに、濾過によってフィルターの表面に固形物がたまりますが(ケーク)、このケークがフィルターの役割を果たすのがケーク濾過となります。


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