本日は、ミシガン州の超実力派ブルワリーFoundersのインペリアルスタウト「KBS」をレビューしていきます!
Foundersについて(以下の記事はantena-americaさんの記事を参考にしています)
Foundersは大学にてホールブルーイングを趣味にした二人が意気投合し、1997年にミシシッピ州で誕生したブルワリーです。
そのうちの一人、マイクが影響を受けたのがシエラネバダのペールエール。このビールをきっかけにホームブルーイングを始めたのがブルワーとしてのキャリアスタート。
熱意のままに2~3年もの時間を費やし事業計画を書き上げ、ブルワリーを作ったはいいものの、3年間は泣かず飛ばずの日々。
そこで彼らは「Brewd for us」=自分たちが飲みたいビールを作るという原点に立ち返り、それまでの定番メニューとは一線を画し、スコッチエール「ダーティバスタード」(Alc8.5%)をリリース。
これが人気を呼び、躍進のきっかけとなったのです。
そして、現在では全米で14位の規模を誇るまでに大きくなりました。
KBSについて(以下の記事はミハマベースさんの記事を参考にしています)
カルト的人気と評され、発売日前から取り扱い店にも行列ができるほどなんだそうです。
通常の材料に加え、「コーヒー」「オーツ」「バニラ」「シナモン」を加えたインペリアルスタウト。
ただのインペリアルスタウトではなく、ケンタッキーバーボン樽で1年間寝かせたものなんだとか。
KBSの樽を寝かせるのは、地上から約25mも下の洞窟。石膏の採掘跡地を熟成庫にしているとは、ロマンがありますね。
では、飲んでみようと思います!
真っ黒な見た目で、シナモンの香りがしますが、ベタッとした印象はないですね。
少し鼻を遠ざけてみると、黒糖のようなニュアンスも感じ取れます。
口に含むと、さっきまでのシナモンではなく、チョコレートの風味が口いっぱいに広がります。
後味は非常にドライで、前に飲んだレフトハンドのナイトロに近いものを感じます。(ナイトロは窒素ガスが入っていましたよね。)
度数は12%となかなかヘビーですが、「Brewd for us」の精神が生きているということなのでしょうね!
今回はここまでです!
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